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宇宙政策シンクタンク「宙(そら)の会」は、宇宙政策について調査、議論し、提言することを目的にしています。多くの欧米のシンクタンクに見られるように、下請的調査ではなくて、中立、公平な立場での政策提言をめざします。そのスローガンは「静かな抑止力」。宇宙活動を世界標準並みに、科学技術力、将来産業力、環境・災害監視力、国際協力と外交力、という国の総合的ソフトパワーに活用すべきとの考えです。

宇宙政策シンクタンク

宙の会

2012.1.12 改訂
宙の会」主張の目次(1)
論壇の目次(2)
宇宙基本法の目次(3)
宇宙基本法をめぐる議論の目次(4)
ニュースレターの目次(5)

分野
タイトル
内容
著者
掲載日
学生衛星の確実なモノづくりに期待 H-IIAでの小型副衛星打上げは2回/2年間で9機のうち、2〜5機(20%強〜60%)が軌道上で満足に作動していない。目的達成度合が低いのには何か共通した原因/要因があり、教育の場での学生衛星の取り組みに基本的な問題/課題があると言っても過言ではない。衛星開発・利用に対するモノづくりの心得の再認識が肝要である。

白子悟朗
2012.1.12
電子書籍のフリー ダウンロード第6回配本 宇宙開発の書籍・資料pdf版を、会員の方は自由にダウンロードできますのでご覧ください。

五代富文著:世界のロケット(1988年日本工業新聞社 p185, 34.5MB)

五代富文
2012.1.5
宇宙開発と原子力(4) 原子力潜水艦ノーチラス号と商用原子力発電炉 原子力潜水艦炉は累計700基、稼働中のものは200基もあり、地上の商用原子力発電所435基の半分に近い。世界初の原潜ノーチラス号搭載の加圧水型軽水炉は、リッコーヴァー大佐の指揮のもとウェスティングハウス社が開発、1950年から僅か3年で完成させた。この原潜第1号就航間もない頃、地上には、60MW出力のシッピングポート原子力発電所の建設が始まった。軍事技術開発とその応用のスピードは驚くべきで、とても成熟した技術とはいえない。
五代富文
2011.12.14
韓国の宇宙開発 韓国の宇宙開発について、その基となる宇宙開発振興総合計画、韓国の置かれた宇宙開発国際関係、衛星計画の現況、韓・露宇宙協力、とくに、KSLV-Iの2回の打ち上げ状況について記しています。また、技術導入についての日本への米国対応を分析し、韓国国会でも「宇宙の平和利用原則」を採択すべきと述べています。 韓垠娥(ハンウンア) 2011.11.29
欧州の宇宙輸送の発展 (7)アリアン初号機打ち上げまで:後編 アリアン・ロケット初号機は1979年12月24日に打ち上がり、欧州の長年の失敗を乗りこえての願いが叶いました。それ以降、失敗に悩まされながらも信頼性を向上させ、商業打ち上げ市場で躍進を続けるロケットに成長していきました。初号機打ち上げ時のエピソードとして、米艦船の不可解な行動、マスメディアの皮肉な対応などは興味深いものです。 浜田ポレ志津子 2011.10.15
宇宙開発と原子力(3) 原潜こそが原子力発電のはじまり 宇宙開発と原子力」の第3編です。非常時における軍事技術では、たとえ不確実なものでも、巨費を投じ開発を急ぎ,実戦に配備するので、技術が成熟するまでとても待ってはいられません。冷戦初期、ミサイル開発が困難を極めたのに比べて、原子力潜水艦の開発はわずか3年半で順調に進みました。だからといって、それがもとの原子力発電は果たして最適なシステム、成熟した技術であったでしょうか。

五代富文
2011.9.8
電子書籍のフリー ダウンロード第5回配本 宇宙開発と原子力(1)(2)(3)ペーパーの基となる年表です。alfa版を若干修正したbeta版です。

宇宙開発と原子力年表(beta版)Download

五代富文
2011.9.8
宇宙開発戦略本部・専門調査会議論への素朴な疑問 --「災害」「防災」の冠をつけることが優先順位か -- 宇宙開発戦略本部・専門調査会が、準天頂衛星システムの実現を最優先すること等を盛り込んだ”宇宙開発利用の戦略的推進のための施策の重点化及び効率化の方針について(案)”を公表し、7月末には本部に提言すると報道されています。3つの素朴な疑問を提起したい。 1) なぜ、「だいち」が無く、「情報収集衛星;IGS」が見えない今、「ALOS3」が後回し?  2) なぜ「防災」を冠にしてまで、「IGS」に加え「準天頂衛星」「早期警戒衛星」までも? 3) 戦略本部・専門調査会等には、国民・ユーザー目線の議論を期待
白子悟朗
2011.7.22
宇宙開発と原子力 -- 共通点は未成熟な技術か -- 1952年、サンフランシスコ平和条約によって、日本の宇宙開発と原子力は同時にスタートした。この2つのビッグサイエンスを比べると、共通点は未成熟技術。喩えると、原子力は“大輪のきれいな毒花”、宇宙開発は毒がなく実も小さな清楚な憧れの花といったところか。脱原発を技術の成熟度で議論する。
五代富文
2011.7.19
欧州の宇宙輸送の発展 (7)アリアン初号機打ち上げまで:前編 アリアンロケットの開発基本方針は、「欧州の宇宙輸送の発展 (6)」に記述されています。これは前回の伊藤哲一さんのペーパー「スペースシャトル退役に想う :シャトルになにを学ぶか」に述べられているスペースシャトルと全く異なります。欧州は、この基本方針を貫きとおして、現在の成功に至っています、 浜田ポレ志津子
2011.7.14
スペースシャトル退役に想う :シャトルになにを学ぶか スペースシャトルは就航から30年を経て今年7月で135回の飛行を重ねた後、退役を迎える。宇宙往還機の後継機の見通しもないままに、宇宙輸送は依然として使い切り型多段式打上げ機の時代が続くことになる。
スペースシャトルが実証してみせたRLVの実際は何だったのか、なぜ30年前の宇宙往還機時代への転換の機運が潰えたのか、宇宙実用化の鍵となるRLVの復興への教訓として何を考えていけばよいのか。
伊藤哲一
2011.7.6
はたしてこれでいいのだろうか 宇宙開発戦略本部 宇宙開発戦略本部が発表した「宇宙開発利用の戦略的推進のための施策の重点化及び効率化の方針について(案)」を読んだ。 見ただけで、方向が想像できるようなタイトルである。本文は、想像したとおり,“宇宙戦略という全体像について論じることを避け”、細々した話であった。
中野不二男
2011.7.4
今こそ情報収集衛星の姿を!  パート4:復旧、復興の鏡に-- 欧米などの動向を見ても、地球観測ミッションの民生利用と国家安全保障の軍事利用とは、あるレベル(分解能、観測幅)まではDual Useが明らか。 今やわが国の一世代の情報収集衛星を東日本大震災被災地の復旧、復興のために開放、活用することが国家に課せられた一つの使命であろう。
白子悟朗
2011.6.6
電子書籍のフリー ダウンロード第3回配本 宇宙開発の書籍・資料pdf版を、会員の方は自由にダウンロードできますのでご覧ください。

五代富文著:日本の飛翔 --H-IIロケットへの挑戦(1987年丸善フロンティア・テクノロジー・シリーズ p162, 55.4MB)

五代富文
2011.5.24
電子書籍のフリー ダウンロード開始
  第1回配本
宇宙開発の書籍・資料pdf版を、会員の方は自由にダウンロードできますのでご覧ください。

五代富文著:国産ロケット H-II 宇宙への挑戦(1994年徳間書店出版、258p,49MB)

五代 富文
2011.2.12
宇宙基本法
衆議院内閣委員会で2008年5月9日審議・可決、衆議院本会議で2008年5月13日審議・可決された宇宙基本法の全文をしめす。
衆議院
2008.5.13

宙の会のスローガン

 宇宙活動は、産業誘発や科学・技術研究、軍事活動支援など、さまざまな面を持っている。少なくとも米・ロ・欧・中は、そうした面をすべて包括し、宇宙活動に取り組んでいる。しかしながら我が国の“宇宙”はちがう。いまだに「次世代への夢」だけが一人歩きし、宇宙を正常な経済活動の場、あるいは技術獲得の場として活用する戦略さえも構築されていない。原因は、宇宙活動の本質が政治にまったく伝わっていないことにある。日本の宇宙開発に求められているのは、「技術の安全保障」を核とした「静かな抑止力」である。

「静かな抑止力」とは、以下の“力”を持ち、誇示することをいう

科学・技術“力の誇示”
将来産業“力の誇示”
国際貢献と協“力の誇示”
環境・災害監視“力の誇示”
我が国の宇宙活動は、こうした「静かな抑止力」を持たなければならない。そのためには、政治家が宇宙活動について戦略を検討するうえで必要な、各種各様のオプションとデータを提供する、民間のシンクタンクを設置すべきである。その準備段階として、ここにヴァーチャルな宇宙政策シンクタンク「宙(そら)の会」を発足させた。同じ志を抱く方々の賛同がえられれば幸いである。